「保育園にはどんな服を着せたらいいの?」
「着替えは何枚くらい準備すればいい?」
入園準備を始めると、毎日着る服のことでも迷いますよね。
こんにちは。3人の子どもを育てている保育士ママです。
私が保育園の服選びで大切にしたいのは、「動きやすさ」「自分で着替えやすいこと」、そして「子どもが着たいと思えること」。今回は、保育士としての視点と、わが家の服選びの実体験を交えてまとめます。
※服装や持ち物のルールは園によって異なります。購入する前に、入園案内や園からの説明を確認してくださいね。
1.ピチッとした服より、ほどよくゆとりのある服を
すっきりしたシルエットの服はかわいいですが、体にピチッとしたタイプは、子どもが自分で脱ぎ着しにくいことがあります。
腕を抜く、ズボンを下ろす、足を通す。大人には簡単な動作でも、練習中の子どもにとっては大仕事です。
保育園用には、ほどよくゆとりがあり、伸縮性のある服がおすすめ。ズボンも、子どもが自分で上げ下げしやすいウエストゴムのものを選ぶといいですね。
ただし、「ゆとりがある」と「サイズが大きすぎる」は別。袖が手を覆ったり、裾を踏んだりしない、今の体に合ったサイズを選びましょう。
「自分でできた!」を応援できる服だと、毎日の着替えの時間も少し変わってくると思います。
2.子どもの「これが着たい!」も大切に
着替えやすさと同じくらい大切にしたいのが、子ども自身が着たくなるデザインです。好きな色やキャラクターの服が、着替えるきっかけになることもあります。
長女のときは親の好み。次女の服選びで変わりました
長女が小さかったころは、私の好みで服を選んで着せていました。
ところが、次女は好みがはっきり! 今はリボンやフリルのある下着や服をよく選んでいます。親が選んだものは着てくれないことも多々ありました。
そんな経験から、今は基本的に、子どもたち自身に選んでもらって購入しています。
ときには、ピンクのフリフリや、とても鮮やかなグラデーションなど、「おっ、その組み合わせにするのね!」と思うものを選ぶことも(笑)。少しアドバイスすることはありますが、できるだけ本人の「好き」を大切にしています。
親の好みとは違っても、自分で選んだお気に入りなら、着るのが楽しみになりますよ。
通園用は、園で着られる候補から選んでもらう
ただ、好きな服がすべて保育園向きとは限りません。リボンやフリルも、大きさや位置によっては活動の邪魔になることがあります。
通園用を買うときは、大人が安全性や園のルールを確認したうえで、「この中ならどれが好き?」と選んでもらう方法もおすすめです。
お出かけ用と通園用を分けて考えると、子どもの好みも取り入れやすくなります。
3.保育園の着替えは何枚?年齢別のストック目安
着替えの回数は、年齢やお子さんの様子、園での活動によって変わります。
私の経験から考える、園に置いておく着替えの目安はこちらです。毎日必ずこの枚数を使うという意味ではなく、必要なときに着替えられるよう用意しておく数です。
| 年齢・クラス | 着替えのストック目安 | 考えておきたいこと |
|---|---|---|
| 0歳児 | 6〜7枚程度 | うんち漏れ・おしっこ漏れ・食事の汚れなど、着替える機会が多い |
| 1歳児 | 5枚程度 | 食事や遊びで汚れることを見込んで用意 |
| 2歳児 | 3〜4枚程度 | トイレトレーニングの状況に合わせて増やす |
| 3〜5歳児 | 2枚程度 | 水遊び・泥遊びなどの活動や、トイレの失敗に応じて追加 |
※枚数は全国共通の基準ではなく、私の経験に基づく目安です。上下・肌着など、どの衣類を何枚置くかは園に確認してください。自宅で洗濯中の分や、翌日に着る分も別に必要です。
トイレトレーニング中は、多めに準備を!
年齢にかかわらず、トイレトレーニング中はストックを多めにしておくと安心です。
ズボンやパンツだけでなく、靴下まで濡れてしまうこともあります。園での様子を聞きながら、必要なものを追加していきましょう。
汚れた服を持ち帰ったら補充することも忘れずに。最初から大量に買いそろえるより、園の指定と実際の着替え回数を見ながら調整するのがおすすめです。
ズボンは汚れに強く、速乾性があるものを選ぶと、毎日の保育園でも助かりますよ。
よだれが多い子はスタイも多めに
よだれが多いお子さんは、服の着替えとは別にスタイの替えもあると便利です。私の子どもはたくさん使う子だったので、汚れてもたくさん洗えて、お肌に優しいタオル地が良かったです。ガーゼ素材はワイドハイターすると黄ばんでしまうので注意が必要です。園によって使用のルールがあるので、持参してよいか、何枚くらい必要か確認しておきましょう。
4.フードやひも、飾りは安全性をチェック
フード付きの服を控えるよう案内している園もあります。
遊んでいるときにフードを引っ張られたり、遊具などに引っかかったりする危険があるためです。フードだけでなく、長いひもやリボン、取れやすい飾りにも気をつけたいですね。
政府広報オンラインでも、子ども服のひもやフードなどが引っかかる事故について注意を呼びかけています。参考:政府広報オンライン「『カワイイ!』だけで大丈夫?こども服は、安全性を考えて選びましょう」
服を選ぶときは、かわいさに加えて「これを着て走ったり、登ったり、しゃがんだりできるかな?」と想像してみてください。
5.冬も厚着しすぎず、調整しやすい服装に
冬の通園服として、私は厚手の裏起毛より、薄手で重ね着しやすい服をおすすめしたいです。
保育室は暖房が入っていたり、子どもたちが元気に動き回っていたりして、思った以上に暖かいことがあります。保育をしていると、「室内、意外と暖かいなあ」と感じることも(笑)。
室温や活動によっては、肌着と薄手の長袖Tシャツで過ごしやすい場合もあります。
ただし、裏起毛なら必ず汗を吸わない、というわけではありません。吸水性や蒸れやすさは素材や生地によって異なるため、表示や厚みも確認して選びましょう。
大切なのは、「とにかく薄着にすること」ではなく、その日の気温や室温、子どもの様子に合わせて調整すること。外では上着を着て、暖かい室内では脱ぐなど、調整しやすい組み合わせを意識したいですね。
「薄着にすれば体が強くなる」とは言い切れません。無理に寒さを我慢させず、汗をかいていないか、寒がっていないかを見ながら、園の先生とも相談してみてください。
6.名前つけはスタンプやタグ用シールで手軽に
保育園の服は、似たデザインや同じサイズのものが集まります。服や肌着などには、園の指定に合わせて名前をつけておきましょう。
私が便利だと思うのは、お名前スタンプや衣類のタグ用お名前シールです。
わが家はお名前スタンプを使っていました
わが家では、タグにスタンプを押していました。
子どもの服はサイズアウトも早く、買い足すたびに名前つけが必要ですよね。スタンプなら手早く準備できるので、使っていてよかったと感じています。
スタンプは布に対応したインクを、シールは貼る場所や洗濯方法に対応したものを選び、商品の説明に沿って使ってください。
洗濯を繰り返すうちに名前が薄くなったり、シールが剥がれたりしていないか、ときどき確認しておくと安心です。タグへの記名でよいかどうかも、園の案内を確認してくださいね。
まとめ|着替えやすさと「自分で選んだ!」を大切に
保育園の服は、おしゃれさだけでなく、子どもが一日を過ごしやすいかどうかを考えて選びたいですね。
- ほどよくゆとりがあり、自分で脱ぎ着しやすい服を選ぶ
- 安全性や園のルールを確認しながら、子どもの好きなデザインも取り入れる
- 着替えの枚数は年齢や園での様子に合わせ、トイトレ中は多めにする
- 気温や室温に合わせて、脱ぎ着で調整できる服装にする
- 名前つけはスタンプやシールも活用する
私自身、長女のころは「私が着せたい服」を選んでいましたが、今は「子どもが着たい服」も大切にするようになりました。
ときには驚くような組み合わせもありますが、それも子どもらしい楽しさのひとつ(笑)。
「これが好き」「自分で着られた!」という気持ちを応援しながら、親も子も無理なく準備していけるといいですね。



コメント